知ってる?元素の性質
こんにちは!
chem(ケム)です!
「元素の性質か…」
「ちょっと覚えてないな~」
なかなか元素の性質を覚えられていない
そんなあなたに!
今回は皆さんがおそらく
苦労しているであろう
元素の性質
を紹介していきます!
周期表の重要性
化学を学んでる学生、
あるいは学び始めた学生は
必ずと言っていいほど、
「周期表」
を見ているはずです。
周期表は元素番号順に並べて
表にしてあります。
列は一見、気まぐれとしか思えない形で
へこんでいますが、
もちろん気まぐれなどではありません。
同じ縦の列に、
外郭電子の数が同じ元素が並ぶ
ようにできているんです!
これが周期表の一番大事なことなんです。
同じ縦列の元素は
似た化学的性質を持つ傾向
があるんです。
元素の主要なグループ
第一列にある水素以外の元素は
アルカリ金属と呼ばれ、
池や湖に放り込むと、
爆発してとんでもないことになってしまうんです!
これは
アルカリ金属が水と反応すると
引火性が高い水素ガスが発生
してしまうからです!
絶対にやってはいけません。
2列目の元素はアルカリ土類金属
と呼ばれています。
アルカリ金属と同様に比較的柔らかく、水と反応して水素ガスを出します。
アルカリ土類金属はもっともおとなしく、
ゆっくり反応するので
発生した水素が自然発火すること
はありません。
アルカリ土類金属でみられる反応は
皆さんよく知っている炎色反応です。
遷移金属
周期表の中ほどに位置している
幅の広いブロックは遷移金属
と呼ばれ、
産業界で大活躍しています。
一番上の段だけ見ても
おなじみの金属のオンパレードです。
たいていの遷移金属は
空気中で比較的安定ですが、
ゆっくりと酸化します。
左下で2マス分て混んでいるのは
周期表の論理では2列目と3列目の間には
元素14個分のマスがあり、
初めから14個が入ります。
その次にルテンシウムとローレンシウムが
収まります。
しかしそれだと周期表が横長になり
実用的ではないので慣例として
その間隔は詰めて、
一番下に2段にして並べること
になっています。
ハロゲン
17番目、終わりから2番目の列の元素は
ハロゲンと呼ばれます。
どれも純粋な状態で
扱いにくい元素たちです。
この列の元素は
反応性が高いうえ、ひどい悪臭がします。
最後の列は希ガス(貴ガス)です。
ここでの「貴(noble)」という言葉は、
「下層階級に関心を示さず超然としている」
といった意味です。
不活性な(反応性が低い)ため、
反応性の高い元素を閉じ込める
シールドとしてよく使われます。
希ガスに閉じ込められた反応性元素は、
反応する相手を見つけることができない
のです。
どうですか?
少しでも、「この列の元素について知りたい」
などと思ってもらえたでしょうか?
興味は勉強するための「エネルギー」です。
皆さんも一緒に興味を持って
勉強していきましょう!
最後までご覧いただき
ありがとうございました。